色覚シミュレーションおよび補助ツールの紹介

スマートフォンアプリ【無料】

様々な色覚を持つ人の色の見え方をサポートおよびシミュレーションする、スマートフォン用アプリが無料で提供されています。

色のシミュレータ

Manual-j2.2スマートフォンの画面を通して、簡単にシミュレーションを確認できるアプリです。シミュレーション画像は保存することができます。

対応:iOS, Android, Webブラウザ
色のシミュレータWebサイトApp Store(iOS)Google Play(Android)

色のめがね

screen322x572画面に表示されるスライダーを動かすことで色が変化して、色弱者が混同しそうな色を見つけ出すソフトで、自分にあった細かい設定も可能です。

対応:iOS, Webブラウザ
色のメガネWebサイトApp Store(iOS)

色彩ヘルパー

screen568x568iPhone・iPadのカメラを使い、色の名前を教えてくれるアプリで、色弱者が色を調べたりする時に大変便利なアプリです。表示される色名はJIS規格で定められた色名なので、正確に色を知り伝えることができます。
対応:iOS
App Store(iOS)

PC版ソフトウェア

「Illustrator」「Photoshop」 CS4〜

世界中のデザイナーが愛用するデザインツールであるAdobe社のIllustrator(イラストレーター)とPhotoshop(フォトショップ)。2008年12月に発売されたCS4よりCUD校正機能が搭載され、P型D型それぞれのシミュレーションを容易に確認できるようになりました。
アドビ社WebサイトPhotoshop CS4の紹介記事(北海道CUDOブログ)

Color Finder for Universal Design-CFUD-【無料】

デザイン上、複数の色を使いたい場合になるべく混同しない色を選び出すソフトウエアです。実際に印刷時に使用されるインキ色をイメージして、或いは色見本帳でそれを確認しながら配色することができ、画面上での配色が印刷時にズレてしまうことを防げます。
CFUD詳細(TOYO INK)

UDingシミュレーター【無料】

デザインに使用したい画、または自分がデザインした画に使われている色がどのように見られている可能性があるか確認できます。混同するおそれの高い部分を探索し表示する機能で問題がないかチェックし、問題がある場合はその部分の色を修正します。修正した画は保存できます。
画の色づかいをチェックし、修正し、再度チェックする、という作業をこのプログラムは1回画像を取込むだけで行えるので、色づかいを修正する度ごとにシミュレーションソフトに画像を取込む作業が省けます。
色によって何か情報を伝えるような画、例えば図表やグラフなどをチェックすると良いでしょう。
UDingシミュレーター詳細(TOYO INK)

Vischeck J【無料】

画像解析ソフトウェア「ImageJ」とプラグインファイル「VischeckJ」を組み合わせることにより、色盲シミュレーション画像を作成することができます。この2つのプログラムは java言語で書かれているため、Windows、Macintosh、Linux、いずれのパソコン環境でも使用することができます。
Vischeck J詳細

PlugX®-カラーUDパレット

Adobe® Illustrator用プラグイン。
Illustrator上で作成されたアートワークに対して、P型・D型・T型の3つの色覚パターンの見え方をIllustrator上でシミュレーションできます。
また、配置された画像(psd/tiffなど)を含んだアートワークもシミュレーション可能です。※リンク配置したeps画像はシミュレーションできません。
ver.8/9/10/CS/CS2対応
Windows版/Mac版
標準価格(1ライセンス)各24,150円(本体23,000円)
PlugX®-カラーUDパレット(株式会社地理情報開発)

その他のツール

バリアントール

伊藤光学工業株式会社の色弱模擬フィルタ「バリアントール」は、色弱者の色の見分けにくさを一般色覚者が疑似体験できる、世界初のメガネ型特殊フィルタです。
パソコン等を使う従来のシミュレーションとは違い、手軽に簡単に誰でも疑似体験ができるという特徴があります。
色弱模擬フィルタ「バリアントール」(伊藤光学工業株式会社)