特定非営利活動法人(NPO法人)北海道カラーユニバーサルデザイン機構│Hokkaido Color Universal Design Organization

デザイナーになれますか?

質問 私は色弱の高校二年生です。将来はデザイナーになりたいと考えています。可能でしょうか?またどのような難しさがあるのでしょうか?

回答 まず、最初に「色を扱うデザイナーかどうか」です。色を扱わないデザイナーさんはあまり居ませんが、形だけをデザインする役割もあります。その場合には何も問題はありません。

次に、眼科にて色覚の精密検査を受けることをお薦めします。あなたがどの程度の色弱であるかを自分自身で把握しておいた方が良いでしょう。自分と一般の方の見え方の違いをできるだけ理解し、眼だけではなく理論的に色を捉えると良いでしょう。

さて、それでは色を扱えるデザイナーとして何が問題になるでしょうか?一番の問題は「色を決めるときのコミュニケーション」ではないでしょうか?色弱者と一般の人では色の感覚が多少異なる場合があると思います。そのずれを注意深く話し合いながら決めていく必要があると思います。もっともこの作業は色弱者に限らず、一般の人同士でも同様の努力は必要です。

さて、もう一つの問題です。色を間違いなく扱えるかと言うことです。今まではこの点が障碍になっていました。しかしかなり道具が充実してきていて、その障碍もなくなりつつあります。現代はコンピュータは全ての仕事に直結しています。デザインの仕事も例外ではなくコンピュータによってイラストを描き、色を塗り、レイアウトをし、最終のデザインまで仕上げます。コンピュータなしにはデザインの仕事は考えられません。

コンピュータは全てのデータをデジタルに置き換えてくれます。 色彩もデジタルで1677万色を表示します。コンピュータの中にはさまざまな色の道具があります。パレット、カラーピッカー、などなど。その道具を使えば色弱者も「自分が今何色を塗っているのか」確認できます。つまり色弱者の苦手な「黒に近い濃い茶色」と「黒に近い濃い緑色」の区別をしながら色を扱えます。この点に関しての問題はかなり少なくなってきているでしょう。

いずれにしてもデザインは感性だけでするものではなく、ほとんどは理詰めでするものですから、色弱者が決定的に不利になる場面はそれほどないのではないかと思います。

お気軽にお問い合わせください TEL 011-791-9450

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