サイエンス・カフェ札幌「色の見え方いろいろ〜色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」 開催 |
とき/2006年11月10日(金)午後6時〜午後7時45分 当日はすごい入りでした。150部用意した資料が開場と同時に無くなり、立ち見の方がびっしりでした。途中休憩を挟んだので、かなりの方はお帰りになると思ったのですが、ずっと最後までお話を聞いてくださいました。サイエンスカフェ札幌史上、もっともたくさんの人が来てくれたとのことで、ありがたい限りでした。 サイエンスカフェ札幌は「北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット」というボランティア組織が運営するもので、学生さんや社会人など様々な「科学好き」の方々で成り立っています。今回もたくさんの方々の力でこの「色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」という企画が実現しました。 お客さんは若い人から中高年の方までさまざまな年代の方がいらっしゃいました。 色弱は決して珍しい特性ではなく、男性の20人に一人という人数であること。また、女性の10人に一人は「保因者」という遺伝子を持ち運ぶ人なのです。ですから、他人事ではありません。 そのためでしょうか、関心はとても高く、質問もたくさんありました。終了してからも質問をたくさんいただき、感激いたしました。 カラーユニバーサルデザインはまだ始まったばかり。でも、このうにたくさんの人が関心を持っていることが身にしみて分かりました。確実で正確な情報を少しずつ発信し、一歩ずつ前に進んでいこうと決心いたしました。 栗田 |