CUDo! 2023 盛況にて終了

NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構が主催し、10月6日から開催していたCUDo!2023が、3日間の会期を無事に終え、8日に終了しました。
これまでは札幌の紀伊國屋書店で開催していたイベントをチカホに移し、初めてのイベントでした。過去最高の約2,000人という大変多くの方々にご来場いただきました。

過去のイベントで大好評だったCUDO※の伊賀氏と伊藤光学、パルコキノシタ氏らが開発した特殊なライトを使いました。今回は覗き込んで体験できる「カラクリ箱」を6つ設置。目前で色の世界が変わる—正に—カラクリ箱—に、皆さん目を見開き驚かれていました。多様な色覚への対応の必要性をリアルに実感していただけました。また、7日(土)と8日(日)はトークセッションを行い、林不二夫さん、北海道科学大学の道尾先生と学生さんたちにご協力いただき、有意義な時間となりました。さらに、実例も多数展示し、具体的にどのように対応してCUDを実現しているのかをスタッフから説明させていただきました。
この1年、企画から諸々の準備などで運営してくれたメンバー。お疲れさまでした。また、搬入搬出と準備を手伝ってくれた会員の皆さん、ありがとうございました。お陰様で、北海道CUDOらしいイベントを開催することができて、たくさんの笑顔が見られ疲れも吹っ飛びました。
お仕事帰りのお疲れのところ立ち寄って下さった方々をはじめ、たまたま通りかかって立ち寄ってくださったたくさんの皆さま。色弱の息子を心配してこのイベントのためにわざわざ話を聞きに来てくださったお母様。俺はこんなふうに見えてるんだぞーと苦笑いで奥さんに伝えていたご夫婦。CUDは大事!頑張って!とエールをくれた市民の皆さん。ご来場していただきました全ての皆さまに、この場をお借りして心から御礼申し上げたいと思います。
本当に、ありがとうございました。

(谷越)

※CUDO=NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構

チ・カ・ホは人通りが多く、たくさんの方が足を止めていただきました。
ミニセミナー・色弱者のホンネ
カラクリ箱はとても人気でした