北海道科学大学メディアデザイン学科「アクセシブルデザイン」特別講演会

【日時】2022年6月9日 10:40~12:00
【場所】オンライン開催
 北海道科学大学メディアデザイン学科の1年開講科目「アクセシブルデザイン」の第9回授業において「ユーザー理解のために:色覚特性とカラーユニバーサルデザイン」をテーマに、特別講演会が開催され、当機構の倉内と北名が講師をつとめさせていただきました。
 昨年に引き続き、オンライン開催となった講演会も今年で3回目、デザイナー・クリエイターを目指す受講生約120名が参加してくれました。
 参加者の顔が見えないことで、最初は戸惑いもあったオンライン開催ですが、慣れてくるとリアル開催にはないオンラインならではのメリットも感じられるようになりました。オンライン開催の良いところは、なんといっても受講者とチャットでやりとりができるところです。質問を投げかけると、次々と回答を寄せてくれます。リアル開催ではほとんどの受講生の声を聞くことはできませんが、チャットを利用することで、全員のレスを受け取ることができ、そのやりとりは本当にスムーズです。
 今回の講演会では、(1)色覚の多様性、(2)CUDとは、(3)身近なCUD、(4)WEBのCUDの、4項目について、シミュレーション画像を見ながら、お話させていただき、終了後には「札幌市がこうしたCUDに対して先駆的に取り組む街であることを知り、日頃何気なく過ごしている生活環境が課題解決されアップデートされて今日に至ることに気づきを得ました」と感想をいただきました。
 未来のデザイナー、クリエイターのみなさんのこれからの活躍を心から祈っています。道尾先生、今年も貴重な機会をくださり、ありがとうございました。〈北名〉