「私のイチオシin北海道大学総合博物館」2023年6月の会員の集い

2023年6月の会員の集いのテーマは「北海道大学総合博物館のCUDチェック!」。会員+スタッフ 総勢14名で北海道大学総合博物館のサインや掲示物の色をCUDチェック!しました。じっくり見学すると1日では終わらないくらい「おぉ!!」や「へぇー!!」がいっぱいの博物館ですが、今回は、短縮1時間の駆け足コースです。
「北大の歴史」はスキップし、「北大のいま」1Fからスタート。学部ごとにゾーニングした案内図で、「これ何色?」「これとこれ、違うの?」の質問が続出し、大盛り上がり。学部名は書かれていますが、落ち着いたトーンの配色が、P型D型が、見分けるのは、結構苦しい…。「現在位置」もちょっと残念で、もう少し明るい赤を使ってほしい…の意見が多数でした。
 分子構造の模型は、微妙な色の組み合わせがあって、P型、D型だけでなく、C型にもわかりにくい…。(もしかしたら、経年変化で褪色したせいかもしれません…)
 オオミズナギドリの移動範囲を示した図では、紺、黒、赤の3色が使われていて、C型の私は、紺と黒の違いが見分けにくくなんとも悩ましい。「D型が作成したかも」と予想する意見に、「そうかも」と同感です。ちなみに、P型、D型は紺と黒の見分けが得意です。

 3階の「収蔵標本の世界」では、恐竜の骨格標本や岩石、昆虫、海藻の標本がずらり!研究の結果だけでなく、プロセスが見えるのも楽しく、ついつい長居してしまいます。工学部の手描きの建築図面はアートのようでしたし、北大のシンボルマークのオオバナノエンレイソウにちなんで飾られている、世界のエンレイソウの植物画も見応えがありました。1929年11月に完成した博物館の建物もいい雰囲気で、建築好きには見どころいっぱいです。

「おすすめCUD」を探しましたが、やはり「残念なCUD」に目が行きがちでした。でも、シンプルで読みやすい掲示物もたくさんありましたよー。普通に読めるので、スルーしてしまったようです。

この日は好天に恵まれ、ポプラや柳の綿毛が舞う気持ちの良い土曜日。定通り1階カフェのソフトクリームで休憩し、15時を回った頃、散会しました。見学しながら、いろいろな話ができて、とても良い時間でした。次回またご一緒しましょう。〈J〉

これぞ、ザ・恐竜!
地球の歴史を想像し、ロマンを感じました。


赤と黒の2色使いは、見えにくいと感じました。
現在位置が目立たない。明るい赤が望ましいです。
とてもきれいな建築の図面です。トレーシングペーパーに描かれています。
どうして3色の色分けなのに、青系統で2色使うの?
ひょっとして青系統の見分けが優れていると言われる、色弱の方が作成したのかな?
「ここには入らないで!」と番をしている標本室のヒグマ。禁止マークより効果ありそう。
後ろでエゾシカが覗いています。
二人(?)ともいい仕事っぷり。