カラーユニバーサルデザインを用いた美術教育の実例調査に関するご協力のお願い

北海道CUDOの会員でもあり、北海道大学大学院博士課程の学生さんでもある昆野照美さんが「カラーユニバーサルデザインに関する美術教育」の実態について調査しています。具体的には各媒体を通じて、広くアンケートを募集していますが、私達のサイトでも【お知らせ】として掲載いたします。美術教育の現場にいらっしゃる先生方に向けてのお願いです。ご協力をお願い致します。また、このサイトをご覧くださった方々のお知り合いで「美術教育に携わっている方」がいらっしゃいましたらぜひご紹介ください。拡散していただければ有り難いです。何卒、よろしくお願いします。

 

拝啓 貴校ますますご清栄のこととお喜び申し上げます.新緑のまぶしい季節となってきました.皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。
私は現在、社会人の大学院生で職業はカラーコーディネーターであり、主に大学、専門学校の非常勤講師をしております。現在、チョークや教科書の表記については色弱者への配慮が広がりつつあります。しかし、美術教育の現場において、教科書の肝心の中身に色覚の多様性は記述されておらず、取り扱うかどうかはあくまで教員個人の裁量に任されています。家庭や教育現場でどこまで理解が広がっているか、どの様に授業などが進められているか、そして誰がどの様に困っているか、実態は明らかではありません。
この度、公益社団法人 日本教育弘済会による令和5年度の研究助成により、「DXを活用したカラーユニバーサルデザインを用いた美術や図画工作教育による実例調査」を全国規模で調査を行う運びとなりました。この結果は多様性を考慮し、全ての人に平等な美術教育が受けられることの実現への最初の一歩を目標にしています。調査方法はアンケートによる回答のご協力を皆様にお願い申し上げます。設問数は、10問、所要時間:約5分を予定しております。回答が難しい(しにくい、もしくはしたくない)設問に関しては、ご回答は不要です。回答いただいた個人情報や内容については、厳重に保管し、第三者に提供することはありません。データは、取得後パスワードをつけ、オフラインのパソコンに保存をします。また、保存期間の10年を超過後、速やかにデータを廃棄します。回答の集計や分析については、匿名性を保ち、学会や報告書等で外部に発表する際も匿名を維持します。回答していただいた氏名、メールアドレス、連絡先等は後日回答の確認に使用する場合があります。お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年7月20日


関係者各位

本研究の問い合わせ先
北海道大学 文学院 博士課程3年 昆野照美

札幌市北区北10条西4丁目 北海道大学 文学院 
011-706-4014(川端研究室) 090-4878-9716
     Email:konno.terumi.d4@elms.hokudai.ac.jp

********************************************

アンケート内容
学校名
氏名
(1)カラーユニバーサルデザインに関してご存じですか?
  非常に知っている     知っている    聞いたことがある 全くない

(2)授業でカラーユニバーサルデザインについて話をしていますか?
    はい     いいえ

(3)(2)の質問で「はい」の場合 対象学年は何年生ですか? 

(4)(2)の質問で「はい」の場合 具体的な授業の内容と生徒の反応の記述をお願いいたします。

(5)(2)の質問で「はい」の場合 使用している資料を見せていただくことは可能ですか?
     はい  いいえ

(6)図画工作もしくは美術の授業で自然界にあるものを使用し授業を行っていますか?  
     はい いいえ

(7)(6)の評価に関して使用している基準を教えてください。 
    色 形 モチーフ 取り組み具合 その他(          )

(8)生徒が色弱かもと思われる事例に遭遇したことはありますか?
    はい    いいえ

(9)(8)の質問で「はい」の場合 特別な対応はしましたか?
    はい   いいえ

(10)カラーユニバーサルデザインに配慮した授業に対する取り組みについてどうあるべきかの具体的な記述をお願いいたします。

(11)その他 何かご意見,ご感想があればお聞かせください。

********************************************

アンケートの回答は,この用紙の提出
または下記のQRコード

または

https://forms.gle/7EN9PoaTnRKPt6NX7
までお願いいたします。